風神の門

風神の門 (1962年)

風神の門 (1962年)

関ヶ原の戦いから大坂夏の陣の頃.真田十勇士の一人に加わった霧隠才蔵の話.
伊賀流個人主義的で契約ベース・甲賀流は主君に忠誠を誓うという対比が出てくるが伊賀流の才蔵も飽くまでこの原則を最後まで貫く.
真田幸村には例外的に人間的な魅力から仕えることになるが,それでも忠誠心というほどのものはない.
忍術の描写は現実的だけど超人的.忍術なるものも街灯もないこの時代だからこそ発展したのかも.
追記
最後の方で少しだけ宮本武蔵が出てきてる.