長年自分の胸中を離れる事の無かったあの恐怖の生物の名前が分りました。
オオミズアオというヤママユガ科の蛾だそうだ。
小学生当時、三階建てのマンションに住んでいた自分は
学校へ行こうと家を出て階段を下りかけた。ふと右を向くと壁に止まる夜光塗料のような色の巨大な物体が。
当時の身長で丁度顔の高さだった。心臓が止まらんばかりに驚愕して階段を全力で駆け下りたのを憶えている。
蜘蛛やらゴキブリは平気なんだけど蛾や蝶だけはどうも、理由なんか無いから本能なんだろうな。
「嫌悪」というのは感染を回避しようとする人間の本能に基づいているものだそうだ(「嫌悪」のメカニズム)。確かに鱗翅目の虫の鱗粉は手がかぶれるっていうイメージがあるけど、それが根本的な理由ではない気がしてた。