政治

民主党政権になってから強い不安であまり行動的になれていません.学生最後の休みでしたがほとんどどこへ出掛けるということもなく過ごしました.
自分は政治経済は学んでいるわけではないという甘えもあって政治には無関心でしたが,民主党政権になって,年が明けて外国人参政権に関する動きを知り,修論が終わってネットでよく調べてみて不信感が増大していきました.民主党は現時点で定義される「日本国民」の利益追求を目標とした政治を行ってはくれないようです.

民主党が推進しているのは外国人参政権以外にも,外国人住民基本法案子供手当て法案などがあります.これらはいずれも日本国民には不利益しかなさそうです.
中川昭一氏は東シナ海の中国とのガス田問題について「日本の財布が目の前で盗られている」と言いました*1子供手当て法案はまさに財布を合法的に持って行かせるものだと指摘されています*2 *3.しかし,2ちゃんねるでは民主党政権樹立直後,ざっと確認しただけでも昨年の10月上旬にはすでに問題が指摘されていました*4
外国人住民基本法案に関しては概要を見れば説明するまでもありません.

法案の概要
法案として国会に正式に提出されたわけではない。この項では、外登法問題と取り組む全国キリスト教連絡協議会による私案の概要を説明する。

* 日本に5年間在住した外国人は申請すれば例外なく日本国籍を付与される。
* 永住外国人の配偶者は、3年間日本に住めば申請すれば例外なく日本国籍を付与される。
* 国および地方公共団体は、人種的・民族的憎悪などに基づく差別と暴力ならびにその扇動を禁止しなければならない。
* いかなる状況であっても外国人は強制送還されない。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%96%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E4%BD%8F%E6%B0%91%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E6%B3%95%E6%A1%88

とりあえずできるところからやっています.先日は外国人参政権に関する法案に反対の請願書を出しました.子供手当て法案に関しては反対意見をハガキで厚生労働省に送付するだけでも意味があるそうですのでそれもやっていきます*5

民主党がこのような法案について推進していたのはここ1年や2年のことではないようです.1998年7月から10月まで開かれた臨時国会である第143回国会では民主党公明党が合同で外国人参政権付与に関する法案を提出しています.以後15回にわたって法案を提出しています*6

事業仕分けスパコン予算のカットに対してノーベル賞を受賞した野依良治は「歴史の法廷に立つ覚悟ができているのか」と言いました.歴史の法廷といってもせいぜい風評程度のものでしょう.はじめから日本に損害を与えることを目的としているのだとすれば,そのような議員に対して何の抑止にもならないのではないでしょうか.