映画つづき.

手紙

沢尻エリカ山田孝之,生野慈朗監督,2006年 
犯罪加害者家族の話.原作がフィクションってこともあってどこまでが現実的なのか見当がつかない.でもってあまり没頭できない.全般的に台詞がクサい(段々慣れてった).主人公が個人的に嫌いなタイプ.リアリティに大きく欠ける演出.特に,刃渡りの短い植木鋏で腹を刺されて(あんな簡単に刺さるのか?)一瞬で絶命するところなんか酷い(腹切って即死になる場合は大動脈損傷による大量失血らしいけどそれでも数分・数十分かかるとか.尤も,たとえ狙ったとしてもそう命中するものでもないらしい)..沢尻の演技だけはうまいと思った.でも現実にあんな女いるのか.今まで出会ったことも聞いたこともない.漫才のところが意外にも面白いと思った.リアルさを重要視してるので不満.